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楽天市場の出店方法完全ガイド|初心者でも失敗しない手順と審査対策

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日本最大級のECモールである楽天市場への出店を検討している方も多いのではないでしょうか。本記事では、初心者でも理解できる楽天市場への出店方法から、審査に通過するポイント、さらには費用や手数料までを徹底解説します。これから楽天市場で店舗を開設したい方はぜひ参考にしてください。

Contents
  1. 楽天市場への出店の魅力とメリット
  2. 楽天市場出店の流れと全体像
  3. 楽天市場出店に必要な条件と準備
  4. 出店プランの種類と選び方
  5. 実際の出店手順(ステップバイステップ)
  6. 出店審査に通過するためのポイント
  7. 店舗ページ作成のコツとツール
  8. 楽天市場出店後の運営ポイント
  9. 出店にかかる費用とランニングコスト
  10. よくある質問と回答
  11. まとめ
  12. ネット物販を自動化して時間的自由を手に入れませんか?

楽天市場への出店の魅力とメリット

楽天市場はなぜ多くの事業者から選ばれているのでしょうか?その魅力とメリットを詳しく見ていきましょう。

圧倒的な集客力

楽天市場の最大の魅力は、その集客力の高さです。楽天会員のID数は1億1,590万人と他のショッピングモールに比べて群を抜いて多く、圧倒的な集客力と短期的な売上アップが期待できます。2021年12月時点の月間利用者数は約5,104万人と、Amazon(約4,729万人)を上回っています。

自社ブランドを表現できる

楽天市場は「出店型」のモール形式であり、Amazonのような出品型とは異なります。出店者は「テナント料」を支払うことで、自分の独自のお店を出すことが可能です。こだわりの商品説明や店長のオススメポイントなど、リアルな店舗運営と同様に、楽天というモール内に出店できるのが特徴です。

手厚いサポート体制

楽天市場では、必要なシーンで店舗運営を支える仕組みを多数用意しています。初めての方でも安心してネットショップを始められるよう、専任のECコンサルタントが担当につき、売上アップのサポートを提供。1997年の創業当初から培ったノウハウを活かして、店舗に合った提案をしてくれます。

販促イベントの豊富さ

楽天市場最大級の大型セールイベント「楽天スーパーSALE」やショップ買いまわりでポイント最大10倍の「お買い物マラソン」など、楽天市場主体でイベントを開催し、集客を促しています。楽天がモール全体の販促を行うため、店舗は定期的に売上を伸ばせる機会が得られます。

楽天市場出店の流れと全体像

楽天市場への出店は以下のステップで進みます。

出店から開店までの大まかな流れ

楽天市場への出店から開店までは通常1ヶ月半~2ヶ月程度かかります。大まかな流れとしては、出店申請→開店申請→ショップオープンとなります。ただし、正確には出店申請自体はウェブ上での仮申請を経て、その後、楽天市場の出店支援担当者のサポートを受けたうえで本申請をし、出店審査に入ります。

審査の種類と期間

楽天市場に出店するには、書類審査とオープン審査の2種類の審査があり、両方に通過して初めてショップを運営できる仕組みです。楽天市場の出店審査から通過までにかかる時間の目安は、通常約2週間から1ヶ月です。開店準備に時間を要したり、一度審査に落ちて再審査の準備をする場合は、約3ヶ月かかる場合もあります。

楽天市場出店に必要な条件と準備

出店資格

楽天市場には法人、個人事業主の方が出店できます。個人の方でも、個人事業主として税務署に開業届を提出されている方であれば、出店が可能です。全ての事業者に出店に関する審査が実施されます。

必要な書類

楽天市場の出店審査における書類審査では、主に7種類の書類が必要です。必要書類の詳細は、無料の資料請求で確認できるため、審査を申し込む前に確認すると良いでしょう。

楽天市場が求める書類を法人・個人事業主別に示します:

法人の場合

  • 履歴事項全部証明書(発行から3ヶ月以内のもの)
  • 印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの)
  • 代表者の身分証明書のコピー
  • 取引銀行の通帳コピー(表紙と見開き1ページ目)
  • 会社の所在地がわかる書類(賃貸契約書など)
  • 販売予定商品のカタログや写真
  • 取扱商材に必要な許認可証のコピー(該当する場合)

個人事業主の場合

  • 開業届のコピー
  • 身分証明書のコピー
  • 取引銀行の通帳コピー(表紙と見開き1ページ目)
  • 事業所の所在地がわかる書類
  • 販売予定商品のカタログや写真
  • 取扱商材に必要な許認可証のコピー(該当する場合)

出店プランの種類と選び方

楽天市場では3つの出店プランが用意されており、それぞれ料金や登録可能商品数など、細かな違いがあります。店舗が目指す月商や作りたいページのイメージ、規模拡大のペースに合わせてプランを選ぶことができます。

プラン比較表

以下の表で3つのプランを比較してみましょう:

項目がんばれ!プランスタンダードプランメガショッププラン
月額出店料19,500円50,000円100,000円
システム利用料(PC)4.5%3.5%2.8%
システム利用料(SP)4.5%3.5%2.8%
登録可能商品数5,000商品まで10,000商品まで無制限(初期値50,000)
画像容量500MBまで1.5GBまで無制限(初期値5GB)
向いている層初心者・小規模店舗中規模店舗大規模店舗

※金額は税別

プラン選びのポイント

出店プラン選択の基準は「月商178万円」です。月商が178万円未満で店舗の仕様が商品10,000未満,画像容量が1.5GBであれば、「がんばれ!プラン」がお得です。以上であれば「スタンダードプラン」がお得になります。

実際の出店手順(ステップバイステップ)

実際の出店手順を詳しく解説します。まずは楽天市場出店の公式ホームページの「出店申し込みボタン」からお手続きをスタートします。Webサイトでの資料請求後、楽天市場側との電話面談や訪問での打ち合わせを実施します。会社の情報や、運営の責任者情報などをもとに作成した基本書類の審査通過後、RMSアカウントを作成します。

STEP1: 資料請求・出店申込

まずは楽天市場の公式サイトから資料を請求し、出店に関する情報を入手しましょう。その後、出店申込フォームから必要事項を入力します。

STEP2: 書類審査

必要書類の準備が完了したら、楽天市場の出店・開業案内ページにある「出店申込」から申請を行います。入力内容に問題がないかを確認し、出店審査を申し込みましょう。楽天市場への出店が相応しい事業であるか、信頼できる事業であるかを判断されるため、確実に審査に通過するように法人・個人事業主のケースに合わせて各書類を準備してください。

STEP3: RMSアカウント発行

書類審査を通過すると、店舗運営システム(RMS=Rakuten Merchant Server)をご利用いただくためのアカウントを発行し、RMSにアクセスするためのIDをメールでご送付いたします。これにより、RMSのご利用が可能となります。最初のお手続きから2~4週間程度でRMSアカウントの利用を開始できるようになります。

STEP4: 店舗ページ作成

RMSを利用して楽天市場にお店をつくり、決済・配送の準備を整えます。ページ作成マニュアルとともに、店舗構築のお困りごとをお問い合わせいただけるショップオープンサポートセンターをご用意しています。

STEP5: オープン審査申請

店舗ページが完成しましたら、オープン希望日5営業日前までにRMSの申請画面にて必要事項を入力し、審査依頼を申請してください。申請後は担当の店舗オープンアドバイザーまでご連絡ください。店舗ページを確認したうえで、オープンの手続きを進めさせていただきます。

STEP6: ショップオープン

いよいよ、楽天市場にお店が開店します!実際に注文が入り、お客様の声が届きます。オープン審査が終了したら、実際にお客様から注文が入り、代金のやり取りもできるようになります。楽天のシステムを利用しつつ試行錯誤を繰り返し、ショップの売上を伸ばしていきましょう。

出店審査に通過するためのポイント

楽天市場の審査はAmazonやYahoo!ショッピングなどのECモールと比較すると、審査のハードルが高いといわれています。しかし、要件を満たしていれば審査を通過できるため、必要な書類の用意や開店準備などを慎重に行うことがポイントです。

書類審査のポイント

書類審査を通過するためには、以下の点に注意しましょう:

  1. 提出書類の正確さ: すべての書類が最新で正確な情報であることを確認
  2. 事業の信頼性: 実店舗や事業実績があると審査に有利
  3. 販売商品の適切さ: 禁止商材や規制商品を扱っていないか確認

オープン審査のポイント

書類審査を通過すると、楽天RMSアカウントが発行されます。発行されたアカウントで店舗運営システムにログインし、オープン審査を申請するために開店準備を行いましょう。オープン審査を受けるには、売上の入金をするための振込口座の登録など、すべての必要な設定を完了させる必要があります。運営できる状態まで準備を完了するだけでなく、楽天市場の運営ルールの理解ができていることが必要です。

審査に落ちる主な理由

楽天市場は、信頼性の高いショップによって、消費者に質の高い商品を提供することを目指しているため、店舗の規模や実績によっては審査に落ちるケースがあります。例えば、実店舗が小規模だったり、ネット販売の実績が少ない場合は、審査に落ちてしまうケースも少なくありません。また、楽天では出品不可の商材を定めており、違法性が高いもの、性的なもの、宗教色が強い商材等は禁止されています。

店舗ページ作成のコツとツール

楽天ショップの出店~開店、作り方(デザイン)までで重要なのが、ページ作成です。デザイン等の見栄えを良いものにする場合、どうしてもHTMLやCSSなどの知識が必要になってきます。初心者の方の場合、HTMLやCSSなどを習得するのは時間やコストがかかってしまい、なかなか大変です。

便利なページ作成ツール

初心者の方向けに便利なのが「SketchPage for 楽天市場」というツールです。これは楽天市場が提供するページ作成ツールで、HTMLやCSSの知識がなくても簡単にページを作成できます。また、楽天市場には、出店している店舗に対する店舗運営支援サービスであるRMSサービススクエアというサービスがあります。ここでは、”売れる”お店への近道となる信頼できる撮影・制作会社や、便利な制作支援ツールを効率良く探せ、直接申込できるサービスを用意しています。

外部サポートの活用

「出店したいけど、ページ制作の知識も、時間もない」、「ページ制作を外注したいけどコストが気になる」という方に、おすすめなのがRMSサービススクエアページ制作代行サービスです。このサービスでは、制作実績の豊富な「イチオシ」制作会社を多数紹介しています。

楽天市場出店後の運営ポイント

まずは商品ページを整えましょう。その後検索対策と運用型広告(RPP広告・クーポンアドバンス広告)を中心にアクセスを増やしていきます。ある程度アクセスが集まってきたらイベントに参加して売り上げを伸ばしましょう。

セール・イベントへの参加

楽天市場ではお買い物マラソンやスーパーセールなど、毎月イベントが開催されます。ある程度アクセスが集まるようになったらイベントに合わせて販促することで売上を伸ばしましょう。

ECコンサルタントの活用

エリアやジャンルの傾向に精通したECコンサルタントが、売れるお店づくりをサポートします。マーケットトレンドや、他店舗の事例、店舗の実際の数字を見ながら、その場その時に適切な販売戦略を立てることができます。

出店にかかる費用とランニングコスト

楽天市場に出店する際には、様々な費用が発生します。主な費用について詳しく解説します。

初期費用

楽天市場にはじめて出店する場合は、初期登録費用を支払う必要があります。初期登録費用はショップ開設や基本的な手続き、初期セットアップなどを行うために必要な費用であり、選択したプランに関わらず、一律60,000円(税別)/66,000円(税込)が発生します。この費用は楽天市場でビジネスをはじめるための第一歩であり、出店のための初期投資と考えることができます。

月額費用の内訳

楽天市場の月額費用は主に以下の要素で構成されています:

  1. 月額出店料:選択したプランによる固定費用
  2. システムサービス利用料:売上に応じた変動費用
  3. 決済サービス利用料:決済方法による手数料

システムサービス利用料の詳細

システムサービス利用料は、楽天市場が提供している以下3つのシステムサービスに対して発生する手数料です。まず「楽天ポイント」は、楽天市場の会員が利用できるポイントプログラムです。ショップが1%のポイント原資を負担することが義務付けられています。「やり取りに対する安全性・利便性アップを目的としたシステム利用料」は、月間売上金額の0.1%(税別)を支払います。さらに「楽天スーパーアフィリエイト」を利用する場合は、商品ジャンルによって2.0%〜4.0%(税別)の手数料と、パートナーサイトの合計成果報酬としての手数料がかかります。

オプションサービスの費用

オプションサービスとして、「R-Messe」という接客ツールを使用する際にも、手数料が必要です。料金は選択するプランによって変わり、毎月3,000円から5,000円の範囲でかかります。また「R-SNS」は、ショップのLINE公式アカウントやInstagramといったSNSを活用したいショップをサポートするサービスで、毎月3,300円(税込)の月額料金がかかります。

月額費用の例

楽天市場において月商50万円の店舗にかかる月額料金と、月商300万円の店舗にかかる月額料金を比較すると、売上規模によって最適なプランが異なることがわかります。月商が大きくなるほど、スタンダードプランやメガショッププランが有利になります。

よくある質問と回答

Q1: 個人でも楽天市場に出店できますか?

個人の方でも、個人事業主として税務署に開業届を提出されている方であれば、出店が可能です。ただし、個人が楽天の審査で承認されるには、個人事業主として開業し、ある程度の販売実績を増やしておくことが望ましいです。

Q2: 出店にベストな時期はありますか?

お取扱いの商材や売上目標によって、おすすめしたい時期が異なります。ぜひ、新規出店コンサルタントにご相談ください。楽天市場内の商品の売上トレンドをもとに、状況にあった出店時期をお伝えいたします。

Q3: 楽天市場とAmazonの違いは何ですか?

楽天市場は「出店型」のモール形式で、出店者は自分の独自のお店を出すことが可能です。一方、Amazonは出品者が「商品を登録する」という出品形式であり、商品ページのフォーマットが決まっています。そのため、出品者が「個性」を出すことは難しいという違いがあります。また、ターゲット層も異なり、Amazonが18~34歳の男性客に強みを持つのに対し、楽天市場は幅広い年代の女性客の利用が多いのが特徴です。

Q4: 楽天市場に出店して成功するコツは?

楽天市場は集客力が高いものの、ライバルになる出品者も増加します。そのため、SEO対策をして適切な戦略を取れば、ライバルと差をつけて大きく儲けられます。まずは商品ページを丁寧に作り込み、検索対策と運用型広告を活用してアクセスを増やし、イベントに積極的に参加することが成功のコツです。

Q5: 楽天市場の出店審査の難易度はどれくらいですか?

楽天市場の審査はAmazonやYahoo!ショッピングなどのECモールと比較すると、審査のハードルが高いといわれています。特に楽天市場はAmazonの月額費用4,900円に対し、最も安いプランでも月額出店料として1万9,500円と約4倍相当の費用がかかります。また、実店舗が小規模だったり、ネット販売の実績が少ない場合は審査に落ちるケースもあるため、しっかりとした準備が必要です。

まとめ

楽天市場の出店手続きは、通常、申請の情報に問題がなければ、審査通過が可能です。どちらかというと、出店した後がとても大事です。他のモールにはない、比較的負担感のある出店料金(一番低い「がんばれプラン」でも年間約24万円)をペイできる売上・利益を上げられるかどうかが楽天市場を続けられるかどうかのポイントになります。

楽天市場への出店は、日本最大級のECモールで自社商品を販売できる大きなチャンスです。本記事で解説した手順と審査ポイントを押さえて、ぜひ成功する楽天ショップを目指しましょう。日々の運営の中で改善を重ね、イベントをうまく活用することで、売上を拡大していくことができます。

初心者の方も、楽天市場が提供する充実したサポートを活用すれば、安心してショップ運営を始めることができます。楽天市場の豊富なノウハウと、あなたの商品やサービスの魅力を組み合わせて、EC市場での成功を手に入れてください。

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ABOUT ME
あさひ
【“本当の私でありたい”を守る起業家】HEROとして「輝きを取り戻すための物語の始め方」を副業を通じて伝える/書籍出版『明日が最後の日だとして』で起業までのストーリーを公開/ 裏の顔はアイドル声優 元看護師🏰

著書:
明日が最後の日だとして
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『7日間で身につく 心理コミュニケーション術』
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